動脈硬化と腸内細菌の関係

動脈硬化に腸内細菌が関係しているのをご存じですか?
実は最近の研究で、動脈硬化の発症と進行にも腸内細菌が関係していることが明らかにされたのです。

 

 

この研究では、心臓検査をした患者さんから血液を採取し、その後3年間に渡り追跡調査が行われた結果、脳卒中や心筋梗塞になった患者さんの血液中には腸内細菌が脂質から作り出す代謝物が高い値を示していることが分かったのです。

 

 

この腸内細菌の代謝物が肝臓に運ばれて酸化し、体中の血管を巡ったことによって、動脈硬化が進行してしまうという仕組みが示されたのです。

 

 

そして、一般的には、高血圧や動脈硬化症は肉などの高脂肪食が作ると考えられていることもあり、肉や卵など高脂質の食事を控えるようにと医師や栄養管理士から指導されることが少なくないでしょう。

 

 

ですが、実際には肉などを食べていても動脈硬化や高血圧にならない人もいれば、動物性食品は控えているのに動脈硬化を進行させてしまう人もいますよね。
実はこの違いには、腸内細菌が関係しているのです。

 

 

と言うのも高脂肪を好む悪玉菌と、それに味方した日和菌たちによるものだと考えられるのです。
何故なら、動脈硬化の原因となる腸内細菌の代謝物は、肉や卵、魚などに含まれるフォスファチジルコリンという栄養から作られるからです。

 

 

このフォスファチジルコリンは細胞膜の原料になるなど、人体にとっては欠かせない重要な成分ですが、高脂肪食を続けて腸内バランスが崩れて、悪玉菌が優勢の腸になると、生命の維持に欠かせない栄養素も、人体を傷つけてしまう成分へと変えてしまうのです。

 

 

それなら、肉や卵などの動物性食品を食べなければ、悪玉菌によって腸内環境のバランスが崩れることもなく、健康を守れるのではないかと考える人がいるかもしれませんね。
よく動物性食品は腸で腐敗するので、腸を汚して体には良くないと思っている人も多いものです。

 

 

ですが誤解して欲しくないのは、腸で腐敗物質が増えるのは、悪玉菌が異常に増え腸内環境のバランスが崩れた時なんです。
つまり、問題になるのは悪玉菌が優勢の腸になった時であり、肉や卵、魚などの動物性食品が問題ではないのです。

 

 

むしろ、肉や卵は体に欠かせない自分の身体では作り出すことが出来ない必須アミノ酸などの栄養を多く含んでいるのです。
また、肉などは良質のタンパク質を含みますが、血管や臓器を始め人間の血肉を作っているのは良質のタンパク質であり、細胞レベルで見れば、遺伝子の原料になっているのもタンパク質なんですね。

 

 

大豆などからでも必要なタンパク質は摂れると言う人もいますが、植物性食品からだけで体が必要とする必須アミノ酸が供給できないのはもちろん、人体を構成する細胞膜の原料にもなるコレステロールが不足して、細胞を若々しく保てないのです。

 

 

重要なのは、腸内バランスを健康に保ちながら、体に必要な栄養を美味しく楽しく食べることです。
それが出来ていれば、肉や卵も動脈硬化症を防ぎ、かえって高血圧には良いのです。

 

 

なお、腸に大きな負担を与えるのは、ブドウ糖を多く含む、白米やパン、麺類などの主食と呼ばれているものや、砂糖などの甘いものです。
というのも小腸が栄養としているのは、魚貝類や昆布、チーズ、シイタケなどに含まれるグルタミン酸で、大腸は水溶性の食物繊維を餌にして腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸という栄養素なんです。

 

 

つまり、小腸も大腸もブドウ糖をエネルギー源にはしていないのです。
1日に3食と間食のたびにブドウ糖は入ってくれば、自らのエネルギーにならない栄養の為に、一日中休みなく腸は働き続けなければいけません。

 

 

ご飯やスイーツなどの甘いお菓子類を食べ過ぎると、胸やけがして、胃酸が込み上げてくることがありますが、これは腸が疲労し、悲鳴をあげている証拠とも言えるのです。
当然、腸が疲弊すれば腸内細菌も正常に働けなくなるので、悪玉菌が優勢になり腸内環境が乱れてしまいます。

 

 

いずれにしても、現在の時代の治療の主流は糖質制限であり、高血圧や動脈硬化で肉をやめなさいという食事指導は100%信じないほうがよさそうです。
今のインターネットが普及した現代では、治療の全てを医者任せにせず、何が正しくて間違っているのかを、自分で判断することが何より大切と言えるでしょう。

 

 

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