高血糖が血管を傷つける

高血糖になると血管を傷つけることをご存じですか?
これにはいくつかの要因がありますが、一番大きいのは酸化ストレスが増えることと言われています。

 

 

酸化ストレスというのは、体内の酸化と抗酸化反応のバランスが崩れて、酸化反応が勝ってしまった状態のことで、高血糖以外にも、タバコを吸ったり、活性酸素なども酸化ストレスを増加させます

 

 

そして、酸化ストレスは血管を傷つける為、心血管病発症に重大な影響を与えますが、その危険因子である高血圧にも密接に関係しています。
実際に酸化ストレスが増加すると、それまで弛緩や収縮を繰り返して血管の硬さや柔らかさを調節していた血管内皮機能の働きが悪くなり動脈硬化だったり、心筋梗塞の危険性が高まります。

 

 

更に、高血糖により終末糖化産物(AGE)が作り上げられます。
このAGEというのは、糖とタンパク質が結びついた物質で、命に関わってくる糖尿病の合併症引き起こしてしまう深刻な原因の一つです。

 

 

過剰な血糖は血管内皮のコラーゲンなどの様々なタンパク質に糖化反応によって付着しますが、その付着した糖の一部が変性ブドウ糖になり、これが更に糖と結合して出来るのがAGEです。
これが溜まって増えてくると、血管内皮細胞に障害が起こります。

 

 

また、血糖の上がり下がりを繰り返す高血糖は、抗酸化システムの強化を阻むとされ、細胞を傷つけるように強く働く可能性があるとも指摘されています。
これらのことから、特に食後の上昇や下降を繰り返すような食後高血糖が最も危険と言われているのです。

 

 

いずれにしても、糖尿病の人は血圧が高くなりやすく、4割から6割の方が高血圧を合わせ持つているとも言われており、糖質、タンパク質、脂質の中で食後高血糖を引き起こすのは唯一糖質だけなのです。
このように、糖を摂らない断糖食こそが、最も効果的に高血圧をはじめとした生活習慣病を改善することが期待出来ると言えるでしょう。

 

 

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