増えすぎたインスリンが塩分排泄機能を妨げる

塩分の摂取量を減らしても、高血圧の人は増え続けていることをご存じですか?
以前から長寿大国と言われる日本で問題視されていたのが、塩分の摂りすぎですね。

 

 

これは主食にご飯を食べる日本人は、塩味の濃いおかずを摂りすぎる傾向があることで、それが高血圧を招いてしまい、血管の弾力性を弱らせ、心筋梗塞や脳卒中など起こしやすくさせるというものです。

 

 

そんなこともあり、厚生労働省は以前から塩分摂取量の制限を指導してきており、家庭でも食事を作る際にも、全く塩分の量について無関心という人はいないのではないでしょうか。
その甲斐あってか、日本人の塩分摂取量は年々減ってきていますが、それにも関わらず高血圧の患者は減っておらず、むしろ増加傾向にあるのです。

 

 

つまり、減塩の食事を心がけていても高血圧はいっこうに改善されていないということです。
そもそも私たちの体内システムには、塩分量を調節する機能が備わっており、多くなると汗や尿で体外に排出されています。

 

 

そして、その機能が正常に働いているようなら、塩分は自然に排出され、血液中の塩分のバランスは崩れることがなく、血液中の水分が多くなって血圧が高くなるということも起きない筈です。

 

 

しかし、高血圧患者が増加し続けているといことは、血圧が高い人は、塩分を体外に排出機能に問題があるということになります。
そこで持ち上がる原因として考えられるのが糖質(炭水化物)の摂りすぎです。

 

 

その理由として、ご飯などの糖質を多く含む炭水化物を食事などから多く摂っていると、インスリン抵抗性が起こってきます。インスリンはブドウ糖を細胞に取り込むホルモンで、それが元気のない状態だと糖が細胞内に取り込まれなくなり、それをカバーする為に、更にインスリンが体内から分泌されて過剰になり、血液中にインスリンが溢れてくる高インスリン血症の状態になります。

 

 

腎臓は血液中の多すぎる塩分(ナトリウム)を濾過して、尿に捨てる働きをしていますが、この大切な仕事をインスリンが妨げてしまうのです。
その為、尿に捨てたはずのナトリウムが血液中に再び戻されてしまい、血液中の塩分濃度は下がらないという事になるのです。

 

 

しかも、増えすぎたインスリンは、交感神経を刺激して血圧を上げてしまうのです。
つまり、糖質である炭水化物を多く食べて高インスリン血症の状態になってしまうと、余った塩分を体外に排出しにくくなりますし、更には交感神経を興奮させてしまうということが重なり、高血圧になりやすくなるのです。

 

 

ですが、現在の高血圧治療は症状だけを見て対症療法をしており、根本的な高血圧の原因をつきとめようとはせずに治そうとしているのが現状です。
治らないから、次々と降圧薬などの薬を出し、その副作用で患者さんの症状はますます悪化するという悪循環になっていることも少なくありません。

 

 

そのような悪循環を断ち切る為にも、これまで塩分を控える食事法など、あらゆる治療をしても血圧が下がらないという方にこそ、糖を摂らない食事法(断糖食)を食生活の一部に取り入れてみると良いでしょう。

 

 

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